香川うどん紀行 2018夏(2)と合宿

翌日の朝はうどんをパスして、しっかり睡眠を取ろうということで空港近くのAPAホテルを選ぶ。改装工事中で色々ボロだったけど、フロントで「お部屋ちょっと広めですが、そのままお使いください」という謎のコメントを頂いて入ってみたら、ほんとに広かった(ツイン)Wifiが細いのか、まったく使いものにならないので仕事やら作業も全部ほったらかしてダラダラと過ごす。なんせ空港の近くなのでご飯屋さんもないし、コンビニで野菜スープとか炭水化物以外を買って夕飯。

で、翌朝ギリギリまで寝てから朝風呂にはいってレンタカー屋で車を交換。そのまま空港へ行き東京からくるメンバーを待つ。高松空港は空港前がせまいので待機所で車を止めてぼーっと。メンバーがそろったところで空港前に移動して全員のせて、いざ出発。

今回は、香川ポーカークラブ主催のポーカー合宿に参加する為に来ているので、朝の時間がちょっと短い。空港を9時30分に出発し、空港からもう少し南にいったところにある塩江温泉に12時30分までに到着しなきゃいけないという状況。この3時間でどうやって食べるのがベストかを思案した結果、一軒目はがもうを選択した。讃岐うどん巡り初体験3名がいるので、東京で食べているうどんと明確に違うほうがよかろうという趣旨。

がもう」は、割と昔からあるお店で地元の人には根強い人気を誇る名店。ここ数年、知名度が一気にあがり、各種讃岐うどんランキングでも上位に名を連ねている。

もともとお店というスタンスがないのか(今や駐車場も広くなったけど、当初はなかったしね。全て田んぼだった)がもうへの道は2本あるけど、どっちも笑えるくらい狭い。そんな狭い1本道を抜けると巨大な駐車場と行列が見えてくる。三連休ということもあり、およそ80人くらい。昼のピークタイムになるともっと増えるはず。程よく並んで、はじめての人に簡単に説明して、かけうどんとお揚げを注文。何軒も食べ歩くときは小(1玉)にするけど、今日は時間もなく、いけてもあと1軒なので迷わず大(2玉)を注文する。

がもうのうどんはすごくわかりやすい。讃岐うどんらしい太めの麺にエッジの立っている麺。冷やしで食べるとコシの強さも感じます。個人的に讃岐うどんは「冬」のほうが好きで夏の麺はそこまで好きじゃないんですが(これを語り始めるとめっちゃ長い)、がもうは麺もさることながら、いりこの効いたかけだしと、この出汁に完全に合わせに行っているお揚げが絶品。この味付けは他にはなく、がもうでなければ食べれません。かつ、だしと揚げを含んでいる旨味の融合した絶妙の甘さは癖になるほど。毎度食べ終わったときに「2枚にすればよかった」と軽く後悔します。

満足したあとは、目的地方面に移動。行列がもう少し短ければ選択肢もあったのですが、時間的にはかなりギリギリになってしまったので、がもうから目的地に向かうルートから、あまりブレない中でお店を選択。今度は揚げ物が有名なもり家にいくことに。

もり家」は丸亀・坂出方面が優勢な讃岐うどん事情のなか、高松市内で美味いうどんを食いたいと思ったときに選ばれるお店の1軒。知っている人も多いけど、店主の森田さんは3年ほど前にはNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」でも取り上げられている有名人。創業20年も経ってないけど、ここで修行してお店出してる人は結構いるんだよね。有名なのは、かきあげ。古代餅の天ぷらも美味しい。

がもうで温かい麺を食べているので、ここではざるうどんを注文。一人でも食えそうだったけどテーブル4人でかき揚げと古代餅の天ぷらをシェア。かき揚げは、玉ねぎ、海老、さつまいもなど多種な野菜を絶妙な衣の量で仕上げていて、重くなくサクサク。これは美味い!

麺もしっかりと太くエッジの立った良い麺。コシもしっかりしていて店舗系らしく満腹になる一品であった。少し遅くまでやってるし、今後高松市内で悩んだらここ来るのはアリだなあ。

というわけで、満腹になったところでタイムアップ。塩江温泉に向かうことに。

ここからはうどん関係ないので雑。

合宿は80名弱が参加して1泊2日でポーカーをしまくる。2日間で戦うメイントーナメントの1日目をトップ通過したので、ご褒美としてスイートルーム使えることに。結局、スイートのソファで寝ちゃうんだけどね。

夜はBBQで、地方の若手ポーカープレイヤーと交流を深める。皆、情熱を持ってポーカーをしているらしく、アレはどうだった、こういう時はどう考えてるんですかとか質問多めだった。すでにあったことのあるプレイヤーで盛大にハードルあげてくれているらしく、割と真面目に応対したよ。

ほんとにあっという間に書き終わった。

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