執拗にF1総集編(後編)

明け方まで作業したり、たまっている日記書いたり、ドラクルやったり、ブラゲ学院やったり(項目の75%が遊びっぽいのは秘密だ)してたら6時半に。ま、最大の時間浪費はF1総集編をみたからか(2回目)

というわけで続きです。日記じゃなくてF1の方ね

すでに以前の日記にも来年が魅惑的な件については網羅しておりますが、大勢も見えてきたのでいろいろ追記事項を。

日本人ドライバーのいない2010年の可能性大
昨晩、ロータスのチームオーダーが発表になって、ヤルノ・トゥルーリとヘイキ・コバライネンで決定。最終候補にノミネートしていた佐藤琢磨と(可能性低かったけど)小林可夢偉はシート獲得には至らなかった。ま、カムイは可能性低かったんだけど、琢磨はなー。残りのシートから考えても、来年もいなそう。浪人2年目ともなると、もう目は薄いかな。
カムイはトヨタの後押し次第というところ。トヨタは今期での撤退が「約束ちがくね?」って言われて、けっこう洒落にならない違約金を払うことになってるんだけど、これの回避策をいまのとこ模索中。その一環として、現在トヨタが持っているパッケージ(来年つかえる技術とか知的財産から、ファクトリーとかスタッフも)を売却できないかということで、けっこう安い値段で新チームに打診してるらしい。そのオプションの一つとして、カムイをドライバーとして起用できないかなんてのも言っているようで、これが上手くいけば来年のシートにありつけそうなんだけど、困ったことにシートの残席数はかなり厳しいことになっている。
11月30日にFIAが発表した公式エントリーベースでいうと、残りの席はメルセデスGP(1 元ブラウンGP)、ルノー(1)、トロロッソ(1)、ロータス(2)、カンポスメタ(1)、USF1(2)、ヴァージンレーシング(1 マノーGP)と8席。このうち、ロータスが発表して、トロロッソはアルグエルスアリが契約していると言っている。
ルノーに至っては、そもそも来期はエントリーしないかもしれないという状況。ルノーはカムイがシート獲得の可能性がある大事なチームだったり。ま、パナソニックがどこまでカムイを支援してくれるかにもよるけど。ルノーに関してはまだまだ流動的なので、どうなることやら。名前だけ残ってプロドライブが母体になるって話もあるしね。
かわりにザウバーがトヨタの変わりに承認されたりはしてるけど、限られれた残りのシートから確保できるのやら。

増えすぎ注意報!アジアF1大杉自重!
来年のシーズンスケジュールが発表されて、2009年から増えて19戦へ。インディカ-みたいに主にアメリカをぐるっと回るのと違って世界中に行くから大変だよなあ。しかも最後のほうは、日本-韓国-ブラジル-アブダビだって、どんだけ追い込みっぽいんだかw
今も書いたけど、今年ついに韓国がF1カレンダーに名前を連ねることに。まだサーキット作っている最中らしいので、本当に開催するかは未定なんだけど、まあ間に合いそう。アジア圏のF1は増える一方で19戦のうち、日本、中国、韓国、マレーシア、シンガポールと5戦にものぼる。FOMのバーニー・エクレストンがF1の歴史でも長くラインナップされて伝統ともいえるイギリスGPが資金なんで開催継続が危ぶまれてたんだけど、色々あって最終的にシルバーストーンで開催が決まったときに、インタビューで言ってたけど、

「われわれは別にイギリスGPが残らなくても構わないと考えていた。いくら伝統の地、と言っても開催できるだけの施設とお金がなくては話にならないからね。F1はその名の通り、世界選手権イベント。もうヨーロッパにこだわる必要などないんだ。ヨーロッパの国にはお金がないが、そこから出ればいくらでもお金を持って開催を待っている国があるんだから」

とかのたまうわけですよ。F1は基本的に商業的なので仕方がないんだけど、ヨーロッパで育まれてきた伝統とかをないがしろにしちゃうと、ファンは離れていく気がするんだよね。実際、世界中に分散しはじめてるF1の開催国だけど、どの国もヨーロッパ圏での放送時間に配慮したスタート時間にしたりしているわけだし。やはりF1はヨーロッパのモータースポーツだというアイデンティティは崩しちゃいけないきがするわけです。なので、アジアは自重すべきだ。日本もお金ないから、韓国と隔年開催くらいでもしかたないかな、でもそうなるとフジテレビは放送しなくなりそうだなあ、それも困るわ。

ここ暫くの情報ではこの辺が気になるところ。ああ、F1はシーズンの最中よりもこの時期のほうが楽しいなあ。ま、個人的にはプロ野球とかも、シーズンはまったく興味ないんだけど、年俸更改とかトレード話のほうが興味あったもんなあ、昔っから。