[6/365] 香川饂飩放浪記(2日目)

饂飩食いの朝は早い(関係ない

朝イチの飛行機で来る2人のため市内から空港へ。早起きできたらスタート前に1軒いこうとしたんだけど、前日が遅くてさすがに起きれなかった。2人を空港でピックアップして一路、谷川米穀店

ここは、以前はよく訪問していたけど休業日の変更で伺いにくくなったお店。営業時間が短い上に、場所が徳島との県境にほど近い。レンタカーを借りる時間などを考慮すると行列の後ろの方になってしまい、その後の予定に大きく影響を与えてしまうということで、ここ何年も訪問リストに入ってなかった。今回は前日から入っているので時間を大幅に短縮できるということで挑戦。結果としては開店30分前につき、並びも先頭にほど近く良いタイミングであった。

米穀店というだけあって、文字通りお米やさんの作る讃岐うどんはどこか優しい味。そこまで激しい主張はないけど、毎日食べてもきっと飽きない気がする。ここはかならず冷たいのを食べてから、おかわりであたたかいのに卵をいれて2玉食うのが黄金パターン。

その後、移動してかなくま餅

行こうと思っていたお店はお休みだったため、べつの店に。香川ではお雑煮にあんころ餅が入っており、これをうどんに入れるという正月饂飩が存在している。一度食べたことがあるんだけど、もう1回食いたいねということで訪問。食べたのはぶっかけに揚げた餡子餅をのせた、その名もあん天ぶっかけ。

あらためて食べてみると、いりこ出汁と塩気の混じったスープに、あんこの甘さとのマッチが思った以上でちっとも嫌じゃない。あんこってすげーんだなーと思う。

次は、上戸うどん

上戸うどんは海岸線を愛媛方面へ、店の看板にも「西端手打 上戸うどん」と書いてあるくらい、まさに香川の西端にある讃岐うどん屋さん。余談だけど、現時点で情報を聞いてお伺いしたお店で端の店は、西端・上戸、南端・谷川米穀店、東端・まるちゃん。北端は密集してるけど、はりやかわらやになるんじゃないかな。

上戸は昔ながらのさぬきうどん。強めのいりこ出汁と、太めのエッジの聞いた手打ち麺。手打ち麺特有の麺のねじれもある。店の形状の問題で並んでいる時に店内に入れる人数が少ないので、ちょっとした並びでも海岸線の海風にさらされるのが厳しいけど、それも冬の愛嬌ということで

西端まで来ると戻るのが大変。とりあえず移動する途中に食休みということで琴弾公園で謎の砂絵を見る。次の店は、前日にAやおにリコメンドされたカレーうどんを食べに行ったんだけど営業時間内に間に合わず、仕方がなく高松市内のホテルへ。1日のうどん件数としてはかなり少なめになったなあ。

夜は、歩いていける(つまり酒が飲める)タンパク質を摂取できる店で探していたら写真で心が踊った「夢路」という鉄板焼きへ。美味かった、おまけに安かった。東京で同じ店やったら1500円は高くなっちゃうなー、こういうところは地方いいなーとか思いつつ。

ご飯を食べた後、kろださんとちょっとパチスロしてから小腹がすいたということで、深夜までやっている店でさぬき麺之介へ。

昼間に製麺所系などの坂出の安いお店にいっていただけに、ちょっと高く感じちゃう。実際に深夜の高松で食えるうどんは単価が高いんだよね。きつねうどん700円は東京でもなかなか見ない。今回は鶏天を追加。まあ、東京で深夜に食えるうどんと比較すると美味しいんだけど、西側で食ったうどんと比較すると「高松市内には美味しいうどんやがなあ」とボヤく某香川県民の気持ちは分からないでもない。ま、高松市内にはバカ一代と上原製麺所があるので、俺的にはそれでいいんだけどw