品質ノ重要性

ここ2週間で考えると一番前向きで、一番まともな打ち合わせをした気がします。まだまだ暗中ですが、光らしきものが見えているといってもいいかも。もう少し先に進んでくれるといいなあ、月内には何かしらの方向性と結論を見出したい。

今週末からF1がようやく開幕。本来はバーレーンで開幕していたはずのF1は政情不安定が理由でバーレーンを中止し、2週間遅れでの開催に。オーストラリアが開幕戦になるのはものすごく久し振り。
そんな中、ピレリのタイヤもたなすぎというニュース。予選で使用できるタイヤのセット数を1セット増やすらしい。もともと予選はタイヤに厳しいんだけど、もたないのはアリエナイなあ。決勝のタイヤ交換もピレリは3回程度といってるけど、チームの方では4回はやらないと厳しいとかいう話も。うーん、別にピットクルーの華麗なピット作業ゲームではないので、その辺は今後改善されるのかしら。レギュレーションがコース上でのバトルを推進してるのにピット回数増えるのは、先が見えないという点では非常に興味深い。

とはいえ、品質というものは時に、その全体のバランスすら大きく影響するもんだな、と思う。今年のF1がもし面白くないレース展開になったとしたら、それはピレリが原因になる可能性もある。
モータースポーツを見ている側としては、レースの面白さの要素としてタイヤがあるのは理解しているが、あくまでもそれはレースそのものの魅力を100%引き出す条件のもとに、+αの要素になってもらいたいものであるという事。

それにしても、改めてブリジストンや古くはグッドイヤーのタイヤが優秀だったんかなーとか。ピレリも以前にも参戦したたけど、当時もどうもピリっとしないイメージが。ま、韓国のメーカーよりはマシだったか?(もしかしたら韓国のほうが良かったかも?)

もう一つのビッグニュース、ま、俺的にですけど。IRLに参戦予定の佐藤琢磨のチームに、スポンサーの都合で加入するチームがなくなったトニーカナーンが入る事になった。カナーンは2004年のチャンピオン。キャリア的にも現在の実力的にも琢磨よりも上なのは間違いない(琢磨はIRL2年目)。これは来年以降シートを失う可能性もあるけど、琢磨がどうしても越えられない経験のサポートという面で、彼の加入はプラスも大きいと思われる。これは琢磨にとって来年以降にIRLに居場所を作るための千載一遇のチャンスかも。今年はIRL>F1なバランスでみるかな。

もう1人の追っかけている選手、武藤英紀はSUPER GT500に出番ができた。ARTAから参戦することに。久しぶりの日本はGTか。世界に行かなくても猛者が多いGTだけに、どのくらいのポジションで戦えるか興味心身。

いい意味で全体の絵を描き直す必要もありそう。まあ、絵描きなのでその辺は時間つかわずに進められるように努力しておきたいところです。