Taiwan season 2 (Day1-3)

あ、ちゃんとした旅行記書くのひさしぶり。

といってもガッツリ書くほど記憶も記録もしていないんだけど、普段はほぼ同じ行程で旅行する相方さんと1日弱ほど予定が違ったのでその辺をフォロー(笑)する意味も含めて書いてみることに。まあ、面倒なのは相変わらずなので写真も少なめ内容も大幅に飛ばした感じで書いておくことにしよう。

5月4日(水)
午後の羽田―松山便で台北へ。松山といっても「しょうざん」と読む。台北国際空港とも呼ばれているけど、現地では松山空港。羽田から飛行機で3時間。JAL便で連休の中日で混んでいるかと思ったら、思った以上に機内はガラガラ。相方さんは前列の足元が広い席に早々に移動したので、3席分で横になって台北へ向かってみた。ちょろっと寝ながら小説も1冊読了。

台湾はハワイとほとんど同じ緯度。到着すると日本よりは暑い。というか・・・・蒸す。ちょうと梅雨に入ったところで雨もしとしとな感じ。湿度の高さと相まって非常にしっとりする俺。さらに台北は盆地なので熱帯というよりは温帯という感じのようです。空港に併設しているMRT松山機場から1回乗り換えで台北車站(台北駅)へ。ホテルはCaeser Park Hotel。駅から直結している大変便利はホテルでした。フットワークの軽さもこの直結してるのが良い影響だった気が。何か食べようかという話もあったんだけど、面倒になってしまって初日はこれで終了。おいらはセブンイレブンで飲み物を購入。

5月5日(木)
朝ごはんは豆乳的なものが一般的という情報を仕入れて、隣駅になる「善導時駅」にある阜杭豆漿へ。9時以降が比較的すいているということでしたが、そこそこの行列ができてました。台湾の人は美味しいお店で行列するというのが普通にあるので、並んでいる店は美味しいケースが多いようです。醤油味の豆腐の味噌汁的な。んまかった。

午前中のうちに高雄に移動することになっていたので、1泊分のお泊りセットを小さいカバンに詰めて高鐡(HRT)の駅へ。最も早く高雄まで行く新幹線に乗り込む。台北―高雄間をおよそ90分という速さで。お値段は指定席で1500元弱(約4,500円)くらいだった。基本的に台湾はご飯と飲み物、そして移動手段が安い。食べ物はイメージとして日本の2分の1から3分の1。飲みものも似ているけど、日本の飲み物(おーいお茶とか)は日本と値段が変わらない。場合によっては日本より高いものもあった(三越でみつけたサントリーのBOSSは59元(約180円))

鉄道も非常に安い。MRT(台北の地下鉄)の初乗りは20元(約60円)という世界。しかもSuicaのようなカードを購入すると、そこからさらに割引が適用されているよう。Depositしたお金は帰る時に現金に戻す事もできるようだし、セブンイレブンなどでの買い物にもつかえるので台湾に行く人はぜひ活用したほうがいいかも。おいらは結局60元くらい入ったまま持って帰ってきてしまったけどね。

というわけで12時頃に高雄に到着。Fみちゃんにお出迎えしてもらう。Fみちゃんは実家の常連さんの一人。おなじ常連で自分が小学生の頃から通ってるO本さんとご結婚された。うちの店が馴れ初めという点では非常にレアなお二人。O本さんが今年から台湾に駐在することになったという話を聞き、ちょうど台湾にいく話を日本に帰ってきた時に話したら、Fみちゃんも同じ時期に高雄にいくので遊びに来なさいよということになって、これは飯代と宿代が浮く!ということで話の乗っかってみた。

自宅マンションによって荷物をおいてから漢神百貨店ので小龍包を食う。店の名前とかは概ね相方さんの日記がカバーしてくれるので覚えてないものは書かない方針で(笑)

どうでもいい情報だけど、ここは日本の阪神百貨店と業務提携しているらしい。阪神タイガースが優勝すると優勝記念セールやるらしいよ。(引用 wikipedia

高雄は小龍包の有名なお店とかはあまりないらしい。そもそも名物でもないとか。ある意味では高雄は名物らしい名物な食べ物ないねーとはFみちゃんの弁。でも高雄について一番思ったのは、非常に温かい。日差しも強いし、暑さがけっこうがっつり暑い。この感じはホノルルのそれよりも、沖縄のそれに近い。ようは自分好みということだ。町の雰囲気もすごくいい。台北ほどわやわやしていない感じとか。熱帯独特のぬるーいリズムというか。なんというか目的なく遊びにきて、なんも考えないで日々を過ごす旅行がしたくなる場所だった。半分住むくらいの感じがよさそう。

ご飯を食べた後は足裏マッサージのお店へ。ここでは全身マッサージでごりごりやられていたら、気がついたら爆睡してた、あはは。

次に向かったのは茶藝館。簡単にいうとお茶が飲める場所なんだけど。ここはいわゆる台湾茶が飲める場所で、席料と水料を払ってお茶を購入。そうすると茶器一式がでてくるので自分でお茶を入れる。お湯はなんぼでもお変わりできるし、お茶も一缶(場所によって量や方式は違う)もらえるので、何時間でもいられる。お茶受け的なお菓子を数品たのんでお茶を楽しみつつ会話をというのが正しい使い方。

台湾茶藝には造詣が深い(そんなに深くないけど)おいらの独壇場で茶について語りつつ東方美人の一級をもらって入れながらしばらく会話。それにしてもお茶うまし。お茶受けがクッキーとか洋風だろ!とつっこみつつ、これがまたお茶に会うから不思議。池をのぞむ高台で3人でおっさんおばさんトークなど。きがついたら2時間以上滞在してしまった。

その後、旗津という高雄の南にある島へ。ここは夕日が奇麗だとか。フェリーで10分(片道15元)くらい。いわゆる海産物メインの観光エリアで店先に魚とか並べて選んで料理して喰うみたいなお店が並んでいる通りを抜けると海岸に。ちょっと雲がおおくていまいちではあったけど、半島(陸側)にかかるきれいな夕日を見る。

この海岸に妙にきれいな建物があって、中はお土産屋さんだったんだけど、海岸側からみるとめっさでかくて、どんだけお土産屋が入ってるんだろうと思ったら、厚さが極端に薄いという映画のセットのような建物でお店も2列しかなかった。よって歩く場所は1列で左右に店が。

さらにびっくりしたのはその並んでいるお土産屋さんの実に85%が全部おなじモノを売っていた。なんという競争原理が1ミリもなさそうな土産館w。高雄に、そして旗津に行く機会があったらぜひ自分で見てください。ほんとに同じものしかないから。いや、マジで。

その後、O本さんも合流して旗津海産店でごはん。色々お話しつつ山ほどでてきたご飯を片付けていく。しかし、実家のお客さんと飲む機会って基本的になくて、しかも自分のことを小学生くらいの時から知っている人と呑むというのもなかなか不思議な感覚。しかもそれが台湾だというのもさらに不思議というかなんというか・・・みたいな話をO本さんと外でたばこ吸いながら。

その後、六号夜市を冷やかして2日目終了。

5月6日(金)
O本さんの出社を寝呆眼で見送り、朝市をちら見してからFみちゃんに別れをつげてKRTC(高雄の地下鉄)で左営駅へ。再び新幹線で台北へ戻る事に。左営駅で駅弁屋さんを発見。チャーシュー丼的なものとCCレモン購入で105元(約315円)。しかも美味いし。日本の駅弁もこうして欲しいと思いつつ台北へ到着。

お昼ごはんは、今度は相方さんの知り合いであるNさんと昼食。そうです、今回の台湾前半はおんぶにだっこ大作戦と題して(題してないからw)、目上の皆さんに甘えまくる流れでした。というわけで、敦化のホテル内にある高級っぽい潮州式点心のお店へ。腸粉うまし。そして台湾(香港もだけど)はチャーハンがとにかく美味い。米のせいもあるけど、この点だけは日本より他の国のほうが優れてると思うのう。

その後、ホテルに戻って同じタイミングで台北旅行をしている相方さんの友達&先輩グループと合流。場所は、おそらく日本で一番有名な台湾の小龍包屋さんの「鼎泰豐(ティンタイホン)」。到着したころには一通り食べ終わり気味だったので追加で1籠頼んで食す。

その後、永康15(ヨーカン15)という、これまたリニューアル前は日本で一番有名だったかき氷屋さんでマンゴーかき氷を食う。

そして、メンバーをだまくらかして復興にある、これまた日本でおそらく一番有名なお茶屋さん「和昌茶荘」へ。でもって、メンバーにがっつりお茶をのませて、しこたま説明して、しこたま買わせる。お店の人に「アナタクワシイネー」とか。
「お茶買うためにいきたいんですよー!」とかぬかしていた当の俺様は前回使いすぎた反省をいかし、ギリギリまで詰めて最初は1品(164元)で帰ろうと思ったけど、冠軍包種が思った以上に美味しかったのでこちらも購入(236元)して帰る。写真は和昌店内。左上の写真は若き頃の李登輝(隣でお茶いれてるのは現店長(左)のお父さん)、ちなみに5年前も同じ店内だった。有名だけど、ここのお茶は間違いが無いのがいい。

その後、メンバーと1回分かれて、太平洋SOGOをチラ見してからホテルへ。再度集合したときに夕飯は火鍋とか言ってたんだけど、こちとらまったく火鍋に興味がなかったので別の店を提案してみることに。

台湾新故郷文化食堂はいわゆるレトロレストランな雰囲気で、昔の台湾にあった食堂っぽい雰囲気で食事を楽しむことができるお店。

ちょっと変わっているのは料金システム。ここはディナータイムはご飯が1人200元(約600円)固定。テーブルの人数によって、でてくるお皿の数が変わるという形。ちなみにメニューはないのでお店のほうで勝手に作ってきてくれる。ちなみに2人でいくと2菜1湯でご飯がついてくる。今回は8人だったので7菜1湯だった。

内容は野菜が中心で非常にヘルシー。おからり自由なご飯は、豚のラードをとかして醤油で味付けしているご飯でチープ感が俺のハートをぐいぐいつかみまくり。隣のテーブルは10人以上でがっつり食い終わったあとで、自前のお菓子を広げておやつタイムでした。ちなみに台湾のお店は飲み物の持ち込み自由な店が多いので、けっこう身勝手に楽しめます。お勧めは好きなお酒をどっかで仕入れて、適当なご飯処でごはん頼んで酒盛りかも。ちなみに文化食堂は安い台湾においても夕飯としてはさらに安いです。平均的な味ですがコストパフォーマンスから考えるとグンバツ。残念なのは人でがないと満喫できないところでしょうか。最低でも4人、できれば8人くらいでいきたいお店です。・・・って、なんでレビューっぽい〆なんだ。

その後、先輩グループと分かれて、お粥屋をチラ見(おいらはチラ食い)してホテル近辺へ。ホテル裏の本屋さんをチラ見。うらやましかったのは、この本屋が1階だけは24時間営業という事実。

充実していたのはマンガコーナーで、日本の人気漫画の大半が中国語版で置かれていました。ほぼ最新刊に近い状況で1巻遅れてるかな?くらいの感じ。ちなみに多くの作品が海賊版ではなくて正規のルートで翻訳されて販売されています。この辺は台湾独特で、中国とは若干状況が違ったりするのが面白いところです。

写真の「我的朋友限少」は、おいらが現在熱読中(笑)の「僕は友達が少ない」の台湾版。中身がラノベなのかコミックス版なのかは未確認ですが、お値段200元でした。背景をよくみると、有名なラノベはちょいちょい設置されてるのもわかるかw

というわけで、前半戦終了。後半はまた別でアップします。